kego『水曜にチャリ話』バックナンバー集

Twitterで更新中の〜水曜にチャリ話〜のまとめ

水曜にチャリ話 その36〜40

👉その36

次はランドナー京都市街をどうパスするか。
「外環の山科からで決まりだな」

結果はハズレ。当時は地下鉄工事で道路はデコボコ。

ようやく抜けて、全員初めての琵琶湖ライド。

「広いな、最高!」数時間後
「景色が変わらないね」
「時速20kmだから🚴‍♂️」

f:id:kego2:20211128213143j:image

 

👉その37

ランドナー7台が彦根に着いたのは夜だった。そして寝床探し。

「そうだ、滋賀大のチャリ部を頼ってみよう」
「知り合いか?」

アテも無く寄ったものの、当時はチャリ部が無く、入口で追い返される。

結局、皆で銭湯に行って広場の駐輪場で飯炊いて寝た🚴‍♂️

f:id:kego2:20211128213422j:image

f:id:kego2:20211128213433j:image

 

👉その38

当時は水の確保が最重要課題だった。ランドナー7台、岐阜の山で水が枯渇

「店が無いな~」
「あの寺にお願いしよう」

日常生活で使わないセリフ👇
「旅の者ですが、水を下さい」

和尚さん「そこの池からすくって飲みなさい」
全員、隣町まで走りきった🚴‍♂️

f:id:kego2:20211129114959j:image

 

👉その39

岐阜に入って恵那市に向かった時。

「国道21号は車が多いぞ」
「バイパスいや〜」
八百津町から木曽川沿いの国道418号を走ろう」
木曽川を眺めながらって良いね」
と思いついたのが始まり‥🦴

さあ、ランドナー7台、恐怖の酷道418号に入ります‥ 🚴‍♂️

f:id:kego2:20211129115142j:image

 

👉その40

岐阜の県道353号から赤い湯谷橋を渡って国道418号に入る
「路面が朽ちてる〜」
「国道だから大丈夫だろ」

ダメだなと思って引き返す人と、まだ行く人がいる。

私は行っちまうタイプで、ランドナーの頃は特にそう。
これまで一番裏目に出たのが酷道418号🚴‍♂️

f:id:kego2:20211129115335j:imagef:id:kego2:20211129115345j:image

👉つづく

 

八百津町から恵那市に向かう酷道418号を走ったのは、ツーリングMAPを見て、単に木曽川沿いが走りやすいかなと思ったから。国道への信頼とUターンする気持ちゼロが、当時の考えでした🚴‍♂️》

 

 

 

 

 

 

水曜にチャリ話 その31〜35

👉その31

ダチと42号を走り三重県の大内山村で見たのは、でかい動物園のハリボテ看板。

この山奥でマジか?と寄り道したら、おっちゃん一人で運営されていた。

虎の食事タイムに鶏肉を檻に放り投げて、飛びつく姿にビックリ!

猿や犬も園内をうろつく自由な所でした🐕

f:id:kego2:20211116182532j:imagef:id:kego2:20211116182539j:image

 

👉その32

チャリ部のメイン行事は夏合宿。

信州の山々をランドナーで4日間走り回る🚴‍♂️

テントで朝3時に飯炊いて走り回る🚴‍♂️

ピヨっても走り回るっ🚴‍♂️

松本市に現地集合のところ、私は輪行せずに同期や後輩を連れて7人で自走する事にした。

まさに合宿前に合宿‥行くぞ〜🚴‍♂️

f:id:kego2:20211116182718j:image

 

👉その33

大阪市を走るなら「夜だな」
鍋とか積んだランドナー7台が夜の26号〜梅田を走る🚴‍♂️大量のタクシーに煽られて走る🚴‍♂️
「後ろ車〜」

「鳴らされてるな~」

「何か落とした」

「後ろはぐれたぞ」
やっと淀川に出てひと息
「京都の前に休むか」
「よし、実家だ」 🚴‍♂️

f:id:kego2:20211116182848j:image

 

👉その34

テントを積んでゆっくり走るランドナーの集団は、まるで砂漠を行くキャラバンみたいだとよく思った🐫
夜明けの淀川沿いを走る。

だが後輩らはまだチャリに狂っていない。
「先輩、腹減って眠いっす」
合宿前に潰すわけにはいかず、そして私の実家に着いた🚴‍♂️

f:id:kego2:20211116183014j:image

 

👉その35

当時は携帯もなく、アポ無しで早朝に到着。

家の前にランドナー7台が並ぶのを見て、親は驚き「何なんだ⁉︎」もっと驚く後輩ら。
シャワー浴びて、野球盤や犬の散歩をするただの帰省になった。
「まだ行かないの?」
「そうだった」
そして翌朝、出発~!🚴‍♂️

f:id:kego2:20211116200959j:imagef:id:kego2:20211116201004j:image

 

👉つづく

 

 

 

《大内山村動物園は遠いけど、この後も何回か行きました。今はリニューアルされたみたい。

同期や後輩を連れての松本市まで自走ライド、何も考えずにただただ行き当たりばったりライド。だからスゴイ楽しかったりする?🚴‍♂️》

 

 

 

 

 

水曜にチャリ話 その26〜30

👉その26

追大チャリ部主催の2泊3日❗️ 能勢ライドの帰りの話。

「ええ坂が有るから走ろか!」
皆一斉にスタートしてすぐ、荷物付きのランドナーではエグい坂だと気づいた。

何とか攻めるも最後のカーブ、追大の先輩に抜かれて📸
「地元で負けられんでね」
そこは堀越峠🚴‍♂️

f:id:kego2:20211115071552j:image

 

👉その27

チャリ部のダチとライドしてた頃
紀伊半島走ろか」
「どこまで行く?」
「奈良も抜けて一周で行こう」
「ついでにJRの駅に全部寄ろうか」
「そのまま駅寝できるな」
走るよりも寄り道が目的になり、山と海岸を行ったり来たり。
贅沢な時間を過ごしたな🚲

f:id:kego2:20211115071802j:imagef:id:kego2:20211115071808j:imagef:id:kego2:20211115071811j:imagef:id:kego2:20211115071814j:image

 

👉その28

チャリ部のダチとのライドは寄り道ばかり。

白浜あたりで波を受ける岩場を見て、
「あれ、鯨じゃねぇか?」
「マジか?落合記念館あたりなら分かるが」
「そのうち動くぞ」

1時間近く見てて、やはりただの岩だと気付いて走り出す。

なかなか前に進まないな🚲

f:id:kego2:20211115072059j:image

 

👉その29

ランドナーに乗る時は裸足でサンダル。

雨でも無敵?だから。

ダチと潮岬で遊んでたら、サンダルが破れてしまった。
「すまん。串本のオークワで買ってきてくれ」

ダチが買ってくれたのは健康スリッパ‼️

ここから家まで足の裏のツボを刺激しながら走った🚲🦶

f:id:kego2:20211115072237j:image

 

👉その30

ランドナーでロングライドしてると、缶ジュースなど差し入れをよく頂いた。
ダチと新宮市に来た時は地元の人に
「兄ちゃんら、これ飲み」

「頂きますっ!」
ウィスキーのボトル2本。
「どうするよ?」

「帰って皆で空けよう」

サイドバックに詰め込み決定🚴‍♂️

f:id:kego2:20211115072540j:imagef:id:kego2:20211115072545j:image

 

👉つづく

 

 

《誰かと走るとやっぱり楽しい。ライドに幅ができて、余分な時間を過ごせるのがまた楽しい。走っていても不思議と疲れを感じないものでした🚴‍♂️》

 

水曜にチャリ話 その21〜25

👉その21

当時、チャリ部の副顧問は英語の教授でイギリス人。

細いタイヤの自転車に乗って、それがとても速いらしい。
いつものポタリングには来ないけど、チャリ部で恒例の、潮岬を目指す耐久レースに参加される事となった。
もちろん初対戦ながら楽しみなわけで‥🚴‍♂️

f:id:kego2:20211114220601j:image

 

👉その22

チャリ部の耐久レースは和歌山市からスタート。

ランドナーでガシガシ走る私と違い、イギリス人の教授はキレイな走りで速かった。

何とか追って水越トンネルを抜け、御坊市あたりも信号に助けられながら、白浜まで喰らい付いて走った。

問題はここから先‥🚴‍♂️

f:id:kego2:20211114220848j:image

 

👉その23

国道42号の郵便橋を渡って白浜から信号が減ると、教授のチャリは加速してランドナーが引き離されていく。

私にあるのは走りが好きな「気持ち」だけ、テクニックがまだ無かった。

串本のゴールに教授が1位、次に20分差で私との写真🚴‍♂️
英語の単位は取れた👌

f:id:kego2:20211115070406j:image

 

👉その24

2回生になる頃の話。

近畿学生サイクリング連盟(略して近サ連?)が主催するチャリポリーが今度大阪で開催するから、参加してみたらと先輩に言われた。

それは色んな大学のチャリ部員が集まり、連泊でライド祭りをするとのこと。

‥お祭りって何だろ?🚲

f:id:kego2:20211115070651j:imagef:id:kego2:20211115070654j:image

 

👉その25

当時、チャリポリーの班別のライドを企画する近サ連のホストは阪大、近大、近農、同志社、奈良、そして私が参加した班の追大で、すごく賑やかなチャリ部の皆さんでした。

その追大班が用意したライドの行き先は能勢町

これが私の初めての能勢ライドです🚲

f:id:kego2:20211115070818j:image

 

👉つづく

 

 

《チャリ部では耐久ランが毎年開催されて、部内でサポートカーも手配して、学生ながら本格的でした。チャリポリーは貴重な外の世界を知る機会。他にもチャリダーが沢山いるのを知ると、何だか嬉しかったです🚴‍♂️》

 

 

 

 

 

水曜にチャリ話 その16〜20

👉その16

ランドナー旅の夜はJRで駅寝。たまに親切な人と出会う。

新潟県の最北の府屋駅で早い終電を見届けてたら、単身赴任の駅長さんが社宅に泊めてくれた。

飯風呂洗濯つき!感謝感激だった😄

翌朝、サイドに入れてた函館土産のスルメが猫達の食事会になってた🦑🐈

f:id:kego2:20211113093502j:image

 

👉その17

腹が減ってピヨるとハンガー、風呂に入れずピヨる?とバスガーと呼んだ。

当時、ランドナーで雨のなか走っては銭湯が見つからない日が続いた。

西敦賀で駅寝して走ると、お寺の方に風呂を提供して頂いた思い出。

最高の風呂でした。

珈琲と砂糖1㌔の差入付き‼️

f:id:kego2:20211113093724j:imagef:id:kego2:20211113093727j:image

 

👉その18

ランドナーの長旅で毎日ガッツリ走っていた頃、3週間すると初めて身体に異変が出た。

それは意外にも右手の親指。

ハンドルを握り続けることで親指の神経圧迫が限界を超え、箸も持てなくなった。

けどペダルは回せるので旅は続行🚴‍♂️

元に治るのに半年かかった🤲

f:id:kego2:20211113093859j:image

 

👉その19

長旅の仕上げは鹿児島の佐多岬

当時は有料道路でチャリは通れなかった。

ただ、営業時間が過ぎたらフリーになるのが暗黙の了解で、夜明け前に忍び込み?岬まで走った。

これでゴール!ロングライドが好きになったキッカケの、3週間のランドナー旅でした🚲

f:id:kego2:20211113094031j:image

 

👉その20

ヒルクライムが好きなのは、チャリ部で札立峠T.Tが毎年あったから。

スタート地点までポタ、着いたら全員でガチレース。
チェーン落ち対策で最初から軽いギアにして、ぶり走りの25分台で1位を取ったのが始まり。

まだランドナーだけの狭い世界の話です🚴‍♂️

f:id:kego2:20211113094154j:image

 

👉つづく

 

 

ランドナー旅では夕方頃に駅で銭湯を探していると、地元の方から差し入れやら、泊めて頂いたりやらで、とても親切が嬉しかったです。

いつもは無人駅のイス寝がメインで、ベンチの上にロールマットを敷いて、寝袋に入って、転がり落ちずに器用に寝てました😴》

 

 

 

 

 

 

 

水曜にチャリ話 その11〜15

👉その11

18歳の夏、ランドナー宗谷岬に立っていた。

半額のスカイメイト輪行関空から稚内空港へ。

初めての北海道はワクワクしまくり、土産店で旗を買うと走り出す。
「何にも無いのがスゴイ!」
海と草原と牧場が見えるだけで、強い風の中を南へ向かいます🚲

f:id:kego2:20211112180559j:image

 

👉その12

北海道をチャリで走っていた話。

オートバイに乗った長い髪の女性ライダー(峰不二子?)が追い抜く時にくれたハンドサイン👍、数秒だけどカッコ良かった。

ツーリングマップの巻頭を見て気付く。
「同じ道を行きかうライダーにピースサインを。」
これだ😁🤟

f:id:kego2:20211112180902j:imagef:id:kego2:20211112180905j:image

 

👉その13

皆さんはライダーハウスを見たことがあるでしょうか?

旅先で安く泊まれる宿で、バイクのライダーが多いですがチャリダーも勿論います🚲
私が一度泊まったのは留萌市 みつばちハウス。

大広間に雑魚寝でしたが、色んな人の話が聞けたり楽しく過ごせました🐝

f:id:kego2:20211112181122j:imagef:id:kego2:20211112181127j:image

 

👉その14

ランドナーで走ってる時は、ついつい土産が増えてしまう。

サイドバックにいくらでも積めるから。
函館で買った酋長の面、ニポポ人形オホーツクに消ゆの影響?)、スルメイカ

当時は宅配便で送ることに気付かず、サイドに積んだまま持って帰ってました🚲

f:id:kego2:20211112181316j:image

 

👉その15

今も忘れずにいる、本気で死にかけたことが一度。

雨が降り続く中、国道7号で山形へ入った下り坂。ブレーキシューが減り切って全く止まらない。
時速40㌔、どう転ぶか考えた。

運良く信号が無く、逆風で減速して平坦地になり助かった。
メンテは絶対に大事🔧

f:id:kego2:20211112181619j:imagef:id:kego2:20211112181623j:image

 

👉つづく

 

 

ランドナーで日本縦断、この時は日本海コースでした。とにかく雨が多くて、雨ガッパを着て走るけど荷物は濡れっぱなし。その分暑さは和らいで助かったかな。ピースサインは返してもらうと嬉しくなって、ずっと飛ばしまくった🤟ブレーキ無しでダウンヒルから生還したのは奇跡です》

水曜にチャリ話 その6〜10

👉その6

昔一人暮らしを始めた頃、暑くなる前にクーラー代をなんとか10万貯めた。

けれど向かった先は自転車屋

ずっと部車を借りるよりも、自分のランドナーが欲しい!
というわけで、相棒との長い付き合いが始まりました。
そして熱い夏に突入していきます🚲

f:id:kego2:20211111215908j:image

 

👉その7

初めての輪行は、連休に先輩ら8人で行った越前海岸ライド。

ランドナーをバラしてJR乗り継ぎ。

東尋坊を走り、晩飯を作ってテントで酒盛り🍻

三方五湖を走り、温泉入ってテントで酒盛り🍶

今思えば、これが自由なライドの醍醐味を知るキッカケでした🚲

f:id:kego2:20211111220253j:image

 

👉その8

チャリ部では厳しい合宿ライドもありました。

合宿中は個人の金銭使用禁止、食べ物の持込禁止。

部で食材調達したら自炊して積み込み🍙

スマホGPSも無い頃、地図を頼りに班別で走ってはコースミスで戻ったり。

ゴール後に壮絶な打ち上げが待ってます🚲

f:id:kego2:20211111220434j:image

 

👉その9

チャリ部の先輩から学んだこと。
礼儀挨拶、ストーム、イノコ、火器、酒と介抱、盲牌、奇跡の地球のハモリ‥

チャリの乗り方を聞くと、
「好きなだけペダルを回すだけだ、簡単だろ?」
「はい!」

その乗り方は今も続いてます🚲

f:id:kego2:20211111220558j:image

 

👉その10

長い夏休みを前にして。

整備しながら一年前にランドナーで日本縦断をした4回生の先輩との話。

「どうでしたか?」
「走って分かることがある。おまえも今しか出来ないことにチャレンジしとけよ」
「はい‥」

気になって気になって、その数週間後‥🚲

f:id:kego2:20211111220734j:image

 

👉つづく

 

 

《チャリ部に入ったこの頃は、部車のランドナーを借りて、乗り慣れるまで右往左往してたな〜。ギアチェンジが分からずに重たいギアのまま、坂を登ることになったり、変えようとしたら必ずチェーンが落ちたり。

どうしても自分のチャリが欲しかったので、垣下サイクルさんで共同発注。サイズも合わせてもらいました。飯作りは楽しかったな》