👉その1
チャリに染まったキッカケを思い出してみる…
それは18才の春。
初めての一人暮らしで心細いなか、キャンパスで色々とクラブ勧誘を受けた時。
見つけたのはサイクリング部。
「週一回ポタリングしてます」
ポタって何だ?と思いながらも、即決しました。
👉その2
入部したのは体育会サイクリング部。
男女40人程が賑やかに集まり、部室はテントや寝袋、フロントバッグ、鍋とコッフェルが積まれ、車庫にランドナーがズラり。
「おお、これがサイクリング車か〜!」
ロードバイクの存在はカケラも知らない頃でした。
👉その3
当時の部車のランドナーは鉄の塊で重たく、キャリアも前後に付いて頑丈そのもの。
タイヤはママチャリと同じ。
銀色の細長いインフレーター(シートステーの突起👇に付けてた)を使って手でシャカシャカ入れるから、空気圧ふわふわ。
けど乗り易かった🚲
👉その4
週末は部のポタリング。
ランドナーに鍋とか乗せて、トゥークリップ👇のペダルを回しながらゆっくりと山へ。
コールマンで米を炊き、豚汁40人分を作って皆でランチ。
ルールは一つ、食べ残さないこと。
食べ物への感謝と、山に残飯を捨てない為でした🍲
👉その5
部のポタリング。
帰りはミニヒルクライム。
「吐くまで漕げ!」
と先輩の檄が飛び、1位目指して一斉に登り出しますが、新入りは皆、ギアチェンジでチェーンを落として即終了。
ランドナーのギアは前3段、リア7段、微妙なレバー操作に悪戦苦闘が続きます。
👉つづく
〜ふりかえり〜
《入学式の後、知り合いも誰もいないから寂しくしてたら、楽しそうにしている赤ブルゾンの先輩達の集団を見つける。うらやましくて、声をかけて貰ったのが嬉しくて、それがサイクリング部と知って、何が何でも入りたくなったのでした。》