👉その146
ランドナーで函館に着くと、北海道の最後ぐらいは観光タイム。
まだ低い頃の五稜郭タワーに上がったり、ロープウェイで函館山に登ったり、待ちに待ったウニいくら丼の大盛を食べたり🍚
満足したところで雨が降ってきて、函館駅の屋根の下に寝袋で寝た🚴♂️
👉その147
縦断7日目。 函館朝市のベテラン商売人を相手に学生が勝てるわけなく、気付くと大量の土産を買っていた🦑
港で当時存在した東日本フェリーに乗る。青森県大間町までの短い航路は海上国道279号と呼ばれていた。
船に揺られて北海道を出たら、次は本州だ🚴♂️
👉その148
青森県の北端の大間崎から南へ走る🚴♂️
当時、東北と北海道の違いを感じたのは
①ライダーが消える
②ガラナが消える
③セイコマートが消える
④山が増える
⑤坂が増える
⑥雨が増える
⑦みちのくプロレスのポスターが増える
⑧キリスト看板が一気に増える
👉その149
当時あった下北交通大畑線🚞に沿って走り、むつ市に着くと田名部駅の近くの公園を寝床にする。
差し入れを頂く
「兄ちゃん、食うか?」
生のイカだった🙌
「頂きます!」
「どうやって食うよ?」
「コールマンで炙るか」
燃料のガソリンの臭いが移った🦑
👉その150
縦断8日目
「気をつけて走れよ」
「おお、事故るなよ」
「2日後に仙台な」
むつ市からツレと別々で進む。彼は内陸、私は三陸海岸沿い。
足が合わなかったというか、ここで気付くなよという話だが、それでも広い北海道を一緒に走れて良かったと今は思う🚴♂️
👉つづく
《北海道と東北は雰囲気が全然違う。一気に本州に帰って来たな、とすぐ感じた。ただのんびり走るにはいいところ🚴♂️》