👉その136
縦断1日目。宗谷岬から東へ走るが何も無い。オホーツク海は夏でも冷たそうで、風がやたら強い。日が暮れて猿払村に到着。
「13℃は寒いな、あの小学校に転がり込むか」
追い出されてバス停の小屋へ。民家に水をもらって玉葱炒めを作り、そのままイス寝🚴♂️
👉その137
縦断2日目。道北の夏は寒い。クッチャロ湖に来たが白鳥は現れず、ここから内陸に入って広い牧場を見ながら走る。
名寄市の謎の薬草温泉でロードレーサーの親父さんと気が合い、戦績を聞いているうちに家へ招かれ、大盛の飯と酒と寝床を振舞って頂いた🚴♂️
👉その138
縦断3日目。親父さんの見送りで出発するも、雨がポツポツ。あまりにも寒く、国道40号をブリ走って温まるつもりが相方を何度も千切ってしまい、キレさせる結果となった。旭川市を過ぎて美瑛町あたりは空が広く、ラベンダー畑が見えてきたら富良野だった🚴♂️
👉その139
当時、富良野駅にはツーリングトレインがあった。今はもう無い。
「ライダーハウスかな?ここに泊まろう」
1泊700円を二人分。
旅の楽しみは晩飯作り。商店でジンギスカンと野菜を買い、駅の隅で炒めて食べたら車両へ。中は畳敷きなので寝袋だけでOK🚴♂️
👉その140
縦断4日目。道の駅で北海道スタンプラリーの台帳をもらった。当時は無料。
雨で濡れないようにして、観光はせずに道の駅に寄り道ばかり。ついでにJR駅も。
なかなか南に進まないし、着いたら閉館の時も。全部は無理と分かっていても、つい寄ってしまう🚴♂️
👉つづく
《3回目の日本縦断は北海道を同期と二人でスタート。8月なのに道北はやたらと寒く、雨もよく降った印象。南に向かうと決めたら、あとは好きな道を走るだけなので、かえって気楽なライドでした》