👉その116
夏休みになると、当時3回生として現役最後の夏合宿が待っていた。舞台は信州、そして前回は断念した麦草峠にリベンジして、先輩の無念を晴らしたい。
私が描いた部誌の一コマ。見ての通り、エグい順に6班に分かれ、私は1班にてエグいルートを作った🚴♂️
👉その117
3回生の夏合宿も集合場所は松本市。後輩達を連れて自走で向かうついでに、足も作れて一石二鳥🦵
「一週間あれば着くかな」
「合宿の4日間より長いですね‥」
初日は荷積みのランドナーで天理市まで緩く走り、後輩の伝手を頼りに宿坊?をお借りした🚴♂️
👉その118
松本市に向かう道中、慣れない道を皆で走ると何かが起こる。早速、岐阜の手前で後輩のランドナーが違法駐車を避けて岩にぶつかり、フレームが曲がる。チャリ屋を探して修理を頼みこんだ。
「引っ張るか」
ロープを付けて皆で綱引き大会。何とか直った🚴♂️
👉その119
松本市に向かう道中、メカトラ再び。
「ペダルが何でか回らん」
「回してるやん」
「踏んでも回らない?」
そしてランドナーのペダルが外れた。
クランクのペダル溝が擦り切れて、単なる穴になっていた。やはり部車は年季が違うと感心。しかしピンチだ🚴♂️
👉その120
合宿前、ペダルが外れチャリ屋に行くと
「これは直らん。あきらめて店のマウンテンを買え」
「ランドナーで無いと困るな〜」
「そんなの置いてないぞ」
という訳で一人が脱落、輪行して別の部車を取りに帰る。
残った皆で国道19号から松本市に向かった🚴♂️
👉つづく
《三回生の夏合宿は総仕上げ。合宿前から色々あるものの、何とかなるとしか思っていない》