👉その186
縦断20日目。北九州市の夜宮公園で朝を迎えると周りに人が多い。昨晩は気付かなかったが、野宿した白いホールは慰霊塔で慌てて出発。渡し船に乗って若松区。玄海を眺めながら国道495号を西へ走り、玄海町の宗像大社に到着。新宝館で沖ノ島の国宝を見る🚴♂️
👉その187
当時、フィルム写真は枚数制限があるから貴重だった。旅先でコレ！というのに出会った時だけストップしてカメラを構えた。
福岡で見つけたのは空手道場。有無を言わさぬ迫力があり、近づいて間違われるとシャレにならないので、離れた所からパチリ📷 🚴♂️
👉その188
雨も止み、宗像市から福岡市に入ったものの国道3号は交通量が多い。博多駅を避けて、県道の海岸線を玄界灘に沿って走る。
砂浜には元寇で蒙古軍に備えた防塁が有ったりしてちょっと新鮮。開けた所で二見ヶ浦を眺めた。海に見えるのは白い鳥居と夫婦岩🚴♂️
👉その189
福岡市の隣の志摩町に到着。芥屋大門というダイナミックな玄武岩が遊覧船で見れる。客一人では船が出ないと言われたので、
「一緒に船に乗りませんか？」
と平日で少ない観光客に声をかけまくり、どうにか3人集めて運航してもらえた。岩の壮大さに感動🚴♂️
👉その190
前原市から海沿いの国道202号を西に進むと佐賀県で、虹の松原という長い松並木を走る。
唐津市で夜になり、駅前の公園で寝るも酔った客が騒がしく、雨も降り出したので再出発して寝床を探し直し。見つけた公民館の玄関で縮こまって寝た。この日は161km🚴♂️
👉つづく
《芥屋大門はせっかくここまで来たのもあって、船で近づいて見たかった。若い夫婦ともう1人をかき集めて出航にこぎつけた。屋根付きのボートみたいな感じで、スピーカーから案内用のテープレコーダーの音声が流れる仕様は昭和感が満載だった。その後は乗船代を4人で割り勘した。》
