2023年 The PEAKSラウンド13&14蓼科2Days
【プロローグ】
PEAKS蓼科の二日間は楽しい時間が過ごせたものの、このまま忘れてしまうのはもったいないので、家事と仕事の合間に少しずつ書き留めました。
PEAKSはこれまで、ラウンド9鳥取大山を変態で完走、ラウンド10榛名山は身内の感染で泣く泣く自粛、ラウンド11奈良吉野をド変態で完走、それ以来だから久しぶり。
今回のPEAKS 13&14蓼科が発表された時、これは絶対に行きたい!と思った。それは学生の頃に、体育会サイクリング部の夏合宿でビーナスラインや美ヶ原、麦草峠をランドナーで皆んなと走り、色々あって完走できなかった思い出がずっと頭に残っており、また行こう行こうと思いつつもあれから全く訪れることがなかったので、今回ちょうど良い機会となりました。
しかし、日程が厳しすぎた。9月2日(土)と3日(日)、前日入りを考えたら、1日(金)に休みを取る必要がある。ついでに4日(月)も。毎月の月初は会議やら打ち合わせが目白押しで、最も多忙の日に仕事を休めるわけがない。当然ながら片方だけ参加の選択肢は自分には無く、行くなら両日参加のみ。募集の締切まで粘って粘って、仕事のスケジュールの調整を続けながら、とりあえずエントリーだけは完了!ついでに宿泊先の合宿所も予約完了!といった具合になりました。
8月の真夏は私の一番好きな季節。単純に薄着で走れるのと、路面凍結の心配が無いから。
上旬のうちに仕事の夏休みを取り、いつもの615六甲朝練のほかに、大山合宿練や六甲山の納涼練などに参加して、ひたすらチャリに明け暮れました。そのせいか、東六甲のタイムも40分台で更新するなど、調子は思いのほか良かった。
仕上げは8月27日の乗鞍ヒルクライム。マイカーで前日入りして、夜中に豪雨が降ったものの当日は快晴。レースはペース配分に失敗してまずまずだったが、高速に乗ってダッシュで大阪にすぐ戻るのが毎年の恒例行事。
そして8月の最終週、乗鞍の土産を部下に配りまくり、色々と頼み込んで拝み倒し、早朝出勤と残業で仕事をどうにかこなして休みを取り付けた。
続いて家族峠だが、さりげなく
「ちょっと信州に行ってくる」
「先週に行ったんじゃないの?」
「いや、別の滅多にない大会というか‥で、とりあえず3泊してくる」
「3泊?」
「いや、2泊‥」
ようやく準備が整いました。
【蓼科0日目】
9月1日(金)
早起きして洗濯やら家事をこなしたら、マイカーに荷物とチャリを詰め込んで出発!高槻インターから名神高速で向かいます。2週連続で関ヶ原を越えて、一宮のリフレッシュ工事渋滞に再び揉まれながら中央道へ。長い運転で早めの昼飯にSAの焼肉定食を食べるが、レースと違って体重を気にするどころか、カロリーをため込むランチ。
茅野市でスーパー西友に寄り、会場である蓼科の立地からちょっと嫌な予感がしたので、念のための食料品としてパンやら牛乳を買い込む。
ようやく蓼科の女神湖に到着して先にチェックインしておこうと、「新宿区立女神湖高原学園ヴィレッジ女神湖」という謎すぎる合宿所へ。元々はどこかの学校らしく、建物はまだ新しくて広くて、ところどころに奇抜なデザインがあり、DQⅢの塔を思い出した。
車を停めて荷物を抱えて玄関に行くも、扉が開かない。どう見ても表玄関だが、裏をかかれたのかな?入口が分からず周囲をしばらくさまよい、奥のほうの別の建物に気づいて回り込み、ようやくチェックインに成功。朝晩二食付き、2泊で7,800円は安かった。
そして建物の中はダンジョン。地下の渡り廊下?で別棟に向かってさまよい、途中で見かけたローディーに道を聞きながら、何とか指定された部屋へ。すぐに着替えて玄関に戻ろうとするも、迷子になって食堂で行き止まりになるなど、なかなか難易度が高かった。
車で輪行を解除して、LOOK号を用意したら試走をスタート🚴♂️
真夏だけどやっぱりここは涼しい。天気も良くてスズラン峠まで軽く走り、次は大河原峠の途中まで行きかけたが、そろそろ受付時間なので女神湖の会場へ。
レモン姫さんを偶然見かけて挨拶🍋。まだ会場の人は少なく、無事に受付完了。夕方の女神湖は静かで、隣のグラウンドからランニングしている人がチラホラ。平日にのんびりと眺める贅沢な時間だった。遠くにきたなと実感。
合宿所に戻り、再び廊下を迷いながら部屋へ。10畳(8畳?)の和室は相部屋。ラウンド11奈良吉野で一緒のド変態だったニッシーさんが先にいらした。色々とケアのお話など聞かせていただきました。それから同じ大学のサイクリング部だったという若者2人、私と同じLOOK乗りの彼と、PBP帰りの彼。2人ともすごい礼儀正しい。そして、お仕事から直で夜遅くの到着となったベテランのカツアキさん。5人全員の共通点はド変態で出走するというド変態部屋となった。5人分の布団を敷きつめるとスペースはギリギリで、隣の部屋はチャブ台を廊下に出していた。
大浴場に入ったあとは食堂へ。何十人という参加者がガヤガヤと、まさに学校の合宿の晩飯という感じで懐かしい雰囲気。料理は想像以上に豪勢で美味しく頂き、炭水化物を求めて皆んなご飯を積極的におかわりしました🍚
先週までは乗鞍ヒルクライムの準備と対策ばかりに時間を費やしていたため、まともに今回の蓼科ルートをまだ確認しておらず、部屋で地図を見ながら皆んなで作戦会議?をしてました。
布団で寝る前のマッサージやストレッチなど、チャリ乗り共通のムーブが5人それぞれにあって、興味深いところ。酒盛りもせず、健全に早いとこ就寝します💤